◆北大雪 武利岳 (1877m)

2011.1.2〜3 メンバー 3名 他4名 タイム ・3日 8:30林道入り口→14:00テン場(c.1720m) ・4日 7:15テン
場出発→11:37頂上→13:30テン場→16:30車止め

  林道入り口で札幌組4名と合流。おなじみY内さんリーダー。深雪のラッセルも7人で交代しながら行くと楽。テン場はC1720地点。武
華稜線の少し手前の雪原。風が強かった。スコップで切り出した雪のブロックを積んで風除けの壁を作る。この標高でキャンプするのは初
めて。去年のニペソツは1500地点だった。天気が悪く気温は高めだったけれど、今回はとてつもなく寒い。これぞ厳冬期の冬山といった
感じ。ガソリンストーブを空焚きしてもなかなか暖まらない。つまでも息が白い。あとで気づいたらストーブのバルブを開放してなかったのだ
った。全開にしたらそれなりにテント内は暖まったが、それでもやっぱり寒かった。早々にシュラフに潜り込む。

  翌朝、地吹雪の中出発。コルに向かってスキーシールのまま滑る。Y田さんと優子さんはシューとうまく滑っていくが、なかなかうまく滑る
ことができない。転びまくりの雪だるま。どうしてもスキーシールでの滑走がうまくできない。 武利岳への稜線をラッセルしていると陽が差し
てきた。朝の日差しを浴びた白銀の森の美しさに皆感嘆の声をあげる。

  稜線に出ると風が強く、地吹雪が雪庇の上を掠めて飛んで行く。山頂の感激も早々に急いで下山する。 スキーデポ地点に戻り再びス
キーシールでコルまで降りる。先行のY田、優子2名はすぐに登り返しを開始したらしく、あっという間にトレースだけ残しいなくなった。急ぎ
後を追うが異常に空腹を感じ、また札幌組がなかなか上がって来ない事もあって少し休憩することにした。ザックを下ろし無風の森の中、
パンとホットレモンで束の間のピクニック気分を味わう。この時12時半くらい。穏やかな陽射しが森を照らしていた。しかし起き上がってオ
ーバー手袋を履くと凍っていた。気温は大分低かったようだ。

  テントを撤収して14時くらいに下山開始。重いザックを背負って転んだら簡単には起き上がれない。ボーゲンでゆっくりと降りる。しかし
太ももに乳酸がたくさんたまっているようで、すぐに疲れ休み休みの滑走となる。 沢に降りると2人が待っていてくれた。Y田さんが先頭で
滑っていると「うわあ」という叫び声とともに突然姿が消えた。沢の穴に落ちた。薄いスノーブリッジを踏み抜いたのだ。スキーと靴が濡れて
凍ってしまった。その後のY田さんのスキーは滑りが悪くなったのだった。
  車に到着したのは16:30。少し薄暗くなっていたが、ヘッドランプは点ける前に到着できた。 山頂も踏めた達成感もあり、皆大満足の
正月山行だった。     <孝>
武利岳の姿はなかなか見せてくれない 前方の武利岳の肩に上がると頂上は近い

  1747mの前ムカ付近で  ほぼ森林限界となる