◆日高・1839 (1846m)

2011年10月8日〜9日 メンバー 優子・他1名 タイム ・1日目: コイカク沢出合い(5:15)→640上二股(7:00〜7:20)→
コイカク夏尾根頭(11:00)→コイカク山頂(11:15〜12:00)→ヤオロ山頂C1(14:30)  ・2日目: C1(6:15)→1839峰(9:00〜
9:20)→ヤオロ山頂(11:20〜12:15)→コイカク夏尾根頭(14:15〜14:30)→640上二股(16:00〜16:20)→車(18:40)

<10月8日 晴れ>   中札内道の駅で沢支度をし札内ヒユッテ方向に車を走らせる。あかしやトンネルを過ぎ林道を入りすぐの所に駐
車し、夜明け前の薄暗い中をコイカクシュサツナイ川の広い河原に下りる。前日夕方まで小雨が降っていたが、遡行には全く問題なし。
 640上二股で靴を履き替えて、各自水4Lを持つとザックがずしりと重くなる。(夏の時期は5Lは必要)夏尾根の取り付き部分にはルー
トテープがあり、明瞭な登山道となっている。笹藪を超えると一気に急登に突入する。右後方にピラトコミ山(c1588)、右前方に1643
峰を目安にしながらひたすら高度を稼ぐ。稜線に出ると正面に1839峰、右方向に1823峰とカムエクが目に飛び込んでくる。コイカクの
夏尾根頭にテン場があり、ここから1839峰までピストンする人もいるらしい。短い日照時間と長〜い稜線をみると、ピストンは明らかに
無理でありヤオロに向かう。アップダウンを繰り返し、荷物が肩にくい込み気持ちが萎える頃にやっとテン場に着く。途中やはり覗いてし
まいましたヤオロの窓。ヤオロから連なるルベツネ、ペテガリなど日高山脈の主稜線は心を痺れさせた。早い夕食を済ませ、アルコー
ルと心地よい疲労が心身に巡り17:30就寝する。

<10月9日 晴れ>    夜中じゅう風がテントを揺すり、予定した起床時間の4時になっても風は弱まらなかった。行動する気分になら
ずシュラフの中で撤退する時間を考えながら二度寝してしまう。5時30分風が弱まり、朝靄の中に太陽が昇り1839峰を照らし最高の
登頂日よりであることを知らせてくれている。6:15にC1を出発し、3回のアップダウンを終えて、最後は一気に四本の手足を使いなが
ら攀ると山頂である。晩秋の日高の眺望は素晴らしく、カムエクのコイボクカール、ピラミッド峰、その奥深くにヒダを白くした幌尻岳、戸
蔦別、そして遥か遠くに真っ白く雪に覆われた大雪山系が浮かんでいる。
 賑やかなシーズンを終え、これから風雪の中で雪庇を形成し、白く輝き近づきがたい山に変貌する日高山脈の一時の静けさに浸って
みた。明日から天気が崩れるため、できることなら今日中に下山することとする。しかし、ヤオロでテント撤収後はザックの重さでなかな
かピッチが上がらず、日没時間との競争になる。結局二つめの函の手前からヘッドランプを使用しながらの河原歩きとなる  <優>